M2 MBAでは面倒で設定してなかったものの、時々「あれ?」みたいなことがあったので、Intel Mac miniの設定を確認し、MBAで新たに設定しました。
過去の設定をふり返りつつ、主に BetterTouchToolでの「通常のマウス」利用時の便利設定例って感じで紹介しようと思います。
基本的な設定?は、以前の解説を参考にしてください。
なお自分は MX Master 3 を使用しています。
ロジクールのドライバ(というか常駐ソフト)でも同様のことができそうな気がしますが、何かアレ嫌いなんで、レシーバとのペアリングができた後にアンインストールしました(Intel mac mini時代)。
M2 MBA では、ロジクール系ドライバやアプリを何も入れず、野良マウスとして使っています。
マウスのボタン配置としては、大昔(電池時代)の MX Revolution が良かったですね。あれは Button 6か7ぐらいまで認識してました。(また再販しないかなぁ)
ボタンが多ければ便利かと思ってゲーミングなやつを試したこともありますが、Button4から先はロジクールアプリが無いと設定できませんでした。(余談長い)
もくじ
アプリ単位で設定する
見れば推測できると思うけど、テッペンのセレクタで「通常のマウス」を選択。
左下のプラスボタンでアプリケーションを選択。
追加したいアプリケーションを起動しておくと、「実行中のアプリからアプリを選択する」経由で選べるので、追加しやすい。
Safariでズームアウト/イン/リセット
Cmdキー + マウスホイールで、Safariの画面を縮小/拡大/リセットする設定です。アプリ単位で他のアプリも似たような感じでイケると思います。
- Cmd +「下スクロール」を Cmd + [ – ]に割り当て (縮小)
- Cmd +「上スクロール」を Cmd + [ + ]に割り当て (拡大)
- Cmd +「中央ボタン」を Cmd + [ 0 ]に割り当て (リセット)
ComicViewerでマウスを使ったページ遷移と全画面
ComicViewerというPDFとかCBZ(Jpegの入ったフォルダをまとめてzipしたファイル)を参照できるアプリがあります。これの改ページががマウスでできなかったので、スクロールホイールを使ってキー入力をするだけの設定です。
- 上スクロール: ← カーソル (ページを進める)
- 下スクロール: → カーソル (ページを戻す)
- 中央ボタン: Cmd + F (全画面)
今は iOSアプリの ComicGlassや ComicShareも AppleSiliconの macで使えるようになっているようです。(ファイルをローカルに移動したり保存したりしようとするので注意が必要ですが…)
複数のアプリ向け設定
左下のプラスボタンで条件付きアクティベーショングループを選択して、条件を Any にして、複数のアプリ名を並べます。
[ App Name ] [ is ] + アプリ名 です。行を追加する時は右側に [ + ] ボタンで。
共通にマウス操作とキーを割り当てたいアプリをまとめて指定してしまいます。
- 上スクロール: ← カーソル (ページを進める)
- 下スクロール: → カーソル (ページを戻す)
あとは個別で、ComicGlassの設定として中央ボタンには Fn + [ F ] だけを、ComicViewerでは中央ボタンには Cmd + [ F ] だけを定義することで、ある程度共通化できます。(ComicShareは全画面のショートカットが定義されていなかった)
特定のアプリを除外
左下のプラスボタンで条件付きアクティベーショングループを選択して、除外するアプリケーションを指定します。複数条件の時は All にした方が良さそうな気がします。(試してない)
ここでは、Jump Desktopのウィンドウ以外で有効にするため
[ App Name ] [ is not ] + 「Jump Desktop」としています。
- マウスボタン3(手前側)に、「標準ジェスチャの模倣」→「3本指で左にスワイプ」(前のページに戻る)
- マウスボタン4(奥側)に、「標準ジェスチャの模倣」→「3本指で右にスワイプ」(次のページに移動)
この設定で、Safariでも Finderでも、トラックパッドでの 3本指スワイプが、マウスボタンでできるようになります。
さらに、Jump Desktop 専用の戻る/進む 定義をする事も可能ですが…反応はいまいち微妙です。(Altが残る時がある)