HUD-2023 ヘッドアップディスプレイ ワイヤレス が届いたので感想

予約してたのが無事届いたので早速試してみました。使い勝手に関しては、何と言うかあまり変わらない。ほぼ今まで通り。レビューを書く程使い込んだわけでもないので、とりあえず変わった点、改めて気付いたことなど、簡単にまとめたいと思います。

HUD-2020の箱の方が微妙に小さい

良かった点

  • ワイヤレス接続
    車に乗り込んでから接続していたのが、エンジンをかければ接続されるようになった。
    微妙な違いだが、これまで自分は時々接続を忘れることがあり、走りながらケーブルを接続するわけにもいかないので、停車まで放置することになる。(高速に乗ってから気付くと痛い)
    またある程度時間が経過していると、自動認識のタイムリミットを超えてしまうのか、電源をオフ→オンする必要があった。
  • iPhoneが充電されていく
    これまではHUDからの給電が 5V 0.5Aしか無く、HUDでナビを使えば使うほど iPhoneのバッテリーが減少する傾向にあった。7.5Wのワイヤレス給電にしたところ、バッテリー残量は増えることになった。これは本当に大きいと思ってる。
  • リモコンが使えるってこういうことなのね
    今までは基本的にリモコンを使わずに、iPhoneの操作だけでナビの機能を使っていたが、よく使う項目(自宅に行く 等)を簡単に選べるようになった。
  • リモコンのサイズが同じ
    旧機種を使っている場合なのだが、リモコンのサイズが同じなので、以前の「ラバーバンド」を継続して使える。自分はハンドルに合わせてはみ出した部分をカットしてしまったので、新しいラバーバンドを長いまま残しておける。
    もし車を買い替えてぶっといハンドルになった時も安心だ。(当面予定は無いが)
  • 起動時にまぶしくない
    もともと凝視していたわけで無いので、それほど困っていなかったし、自動で接続されるようになって、起動時に見る機会も減ったと思うので、気持ち程度。
    だけど、こういう細かい修正がされるのはいいことだと思う。

悪くなった点

  • WiFiテザリングが使えない
    ワイヤレスでのCarPlayの接続には、BluetoothだけでなくWiFiも必要っぽい。実際につなぐだけなら Bluetoothだけでよく、WiFiを切っていてもナビは動く。WiFiは着信時とかに使われるもよう。
    ただ、WiFiをテザリング機器に接続しようとすると、CarPlayを切断するよ的なメッセージが表示される。

    自分は iPhoneの基本契約は一番安いヤツ(1GBからスタートで次が4GB)にして、外出時は格安SIMのテザリングを使っている。これまでは、ほぼ 1GBで済んでいたのだが、今後は 4GB料金まで行ってしまうことが懸念される。
  • ボタン電池が入手しづらい (2023/02/20)
    CR2016 から CR1623 に変更されていた。
    CR2016も入手しやすいとは言い難かったけど、さらに難易度が上がった気が。
    ダイソーに無かったので、とりあえずアマゾンで高いのを買ってしのぎましたが、後日セリアで発見しました。
    アマゾン: maxell 490円/2個、パナ 550円/2個
    野良: ダイソー×、セリア(三菱)○、ローソン100×、ファミマ○(330円)

その他気付いた点・変わった点

  • ワイヤレスでもガイド音声と音楽系は別ルート
    こちらもちょいと懸念していた点。自分は、ナビ音声をHUDのAUX出力から別スピーカーに出し、音楽系はカーオーディオに Bluetooth接続することで、音楽再生時に曲のスキップ等をハンドルのリモコンで行なえるようにしていた。
    HUDとiPhoneとの接続方法が変わっただけで、これまで同様に使えている。

    CarPlayがワイヤレスになることで、ナビ音声と音楽系の出力を分けられなくなるのではという不安があったが、こちらも問題なく使えている。
  • ワイヤレスでも自動接続
    起動時に待機画面が出るようになり、当初は接続時にリモコンで CarPlayを選んでた。これはこれでめんどいのでは? と思い、設定を探したら、マニュアルに「OKボタンを5秒押せ」と書かれていたので試してみたが、何度やっても起動時に待機画面が出てしまう。
    なぜなのか。と思っていたが、どうやら最初は必ず待機画面が出て、その後に自動接続に行くようだった。
  • ケーブルが減った
    これまでは HUDと iPhoneを接続するためのケーブルが必要で、インパネまわりの見た目は、ちょっと重っ苦しい雰囲気があった。1本減っただけなのだが、ややスッキリ感が増した。
    とは言えワイヤレス充電器でケーブルが増えているので、そこから下はそうでもないのだが。
  • 本体は暑くなる
    エアコンの出口から風を送り込むダクトを作ってはどうかと思ったりしてるけど、工作が苦手なのでやってない。以前の方法(スクリーンのカバーについていた保護クロスを乗せる)を継続中。

今更気付いた点

  • 台座の角度が足りない
    自分のクルマのインパネは水平にはなっておらず、角度がキッツいので、用意されている台座では画面が右下がり的にナナメだし、スクリーンへの写りがいまひとつマッチしない。
    設置後に右前のすき間にギュウギュウと詰め物をすることで、角度や写りを補正した上で、スクリーンの角度をやや手前に倒すことで、なんとか見れる範囲に調整している。
    ただ、スクリーンの角度を手前にしていることで、画面の上部がやや切れて見える。
    台座から取り外して、専用の置き台を作っても良いのではと思いつつ、「現状でなんとかなってるので、まぁいいや感もあり放置していた」ことに、いまさらながら気がついた。
    ケーブルが減ったので、それを埋め込んだりすることも含めて考えてもいいのかも知れない。
    (本体が取り外しできないと、道交法に違反することになりそうなので、固定はできないと思うのだけど、スクリーンが倒せるから OKなのかも。ちゃんと調べないとなんともだけど、取り締まる側は好きに解釈してくるケースもあるので、安全方向に倒したい)
  • スクリーンがきれい
    今までより、画像がクッキリ見える。このあたりの仕様に変更は無いはずなので、今までのが汚れていたのだと思う。時々みがいてあげたいと思う。
  • リモコンに使わないボタンが多い
    Android用のボタンが多いので、iPhone用のリモコンがあっても良いのでは。

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