今さら感ありますが、私が色々モノを物色して購入する時等の、基準とする考え方を紹介してみようと思います。
「何でそんな物を買っちゃってるの?」的な理由が伝わるかもと思ってみたりみなかったり。
基本
- 今使わない(いずれ必要になるかも知れない)物は買わない
必要(になることが明確)になってから買う
今不要なら多分利用頻度は上がらない
今使ってる物の代替になって、運用コストが下がるケースは利用頻度によって検討 - 新しい観点の物は、世間の評判・利用状況・レビューを見て検討する
その場で飛びついて何度も悲しい目に合った経験則 - 長く使いそうな物と、消耗品を分けて考える
長く使う物は多少値段が高くても、価格に対する優先順位をあんまりそんなに高くしない
消耗品は使用量・利用頻度あたりを前提として価格チェックする - 長く使う物はドノーマル優先
定番商品を選ぶ・流行りを追わない
言い換えると、使えない場所が多い・めったに使わなさそうな物は、できる限り買わない
長く使っていると古くさく見えるであろう物もできる限り除外する - お試し的に買う時は、そこそこの物を選択
上位メーカーが出す普及品(のやや高級品)あたりが評価に向いてるはず
よくわからないメーカーの超廉価版だと、そもそも使えないケースもあったりする
ガジェット方面
- 持ち歩くのを前提に、コンパクトで軽い物を優先
いくら良い物でも、使わないならただの置き物
買う前に、重さの変化もチェックする - 利用頻度が高い物を優先
使わない物は買わない・記念品を(極力)買わない。リミテッド・エディションとかに弱いけど。 - 基本機能を重視
例えばデジカメで、機能は多いけどボタン数が少なく設定メニューが奥深いヤツとか、カタログスペックのために存在してるようなのは優先度を落とす・比較項目に入れない - 自分の基本となる使い方を優先
↑とほぼ同じだけど、例えばデジカメの場合、自分は基本的に「残すこと・シャッターチャンス」を優先するので、デジカメで設定を色々いじったり各種フィルタを使うよりは、取り出してすぐ撮影するフルオートの優先順位が超高い。 - 何にでも使える物(マルチツール的な物)は、結局使わない
PC系、iPhone系のよく使う物はこれに当てはまらない - それでもロマンは重要
PC設定方面
※ ガジェット関係無いけど、当サイトで意外と書いてるので
- 設定・ツールはデフォルト重視
あまり大きく変えると、他の環境を使う時に違いすぎて使いづらくなることを懸念 - 普段の作業は互換性重視
特に指が覚えているような癖は、どの環境でも同じように使えるのがよい。(キーボード配列とか、キーバインドとか)
その昔、異なるキーバインドのエディタ(X68k: MicroEmacs / MS-DOS: MIFES / Unix: Nemacs)で、痛い目に合った(Emacs系が ^Y でヤンク(Paste)だが、MIFESだと1行削除)のをいまだ引きずっている(当時のMIFESはUndoが1回なのに、^Yを連打してしまった)。 - 設定やツールを入れる時は、手数が減る(楽になる)ことを優先するが、元のやり方も残す
特に頻度が高い繰り返し作業みたいなのは、ホームポジションから手を離さない/移動量を減らす、打鍵数を減らすなどを考慮する
新しい環境とか他人の環境でとまどわないよう、元の使い方もできるようにしておく