備忘録: ARCHISS Maestro2S 設定とか

先日キーボードを更新しました。

ARCHISS Maestro2S

良かった点

  • ピンク軸にしたので静か
    キーボードの更新理由。
    実際の効果について、ビデオ会議での打鍵音を、同僚に確認してもらいました。結果は「皆無」とのことでした。
    これはマイクスピーカー(YAMAHA YVC-200B)もしくは会議アプリのノイズキャンセリング機能との合わせ技かも知れません
  • テンキーを使う時代になってた
    最近は多要素認証が増え、スマホに表示される数字をテンキーで入力する機会も多くなったので一日に数回使います。

悪かった点

  • 微妙(2.5cm程度)に幅が広く、丁度いいパームレストが無い
    悩んだ結果、FILCOの木のやつ使ってます。

購入理由など

5年以上使っていた青軸のキーボードが、テレワーク(その内死語になるんだろうなぁ)でのビデオ会議時に打鍵音がマイクに入るとの指摘があり、なるべく静かなものをとピンク軸(静音赤軸)でコンパクトな物をと考えました。
※ 議事録を取りながら会話するなど、ミュートできない時

これまで使っていたのは、Filcoの青軸・テンキーレス・USタイプですが、iPad(初代)用に Filcoの US67キー・赤軸(Amazonで定価の倍以上になってるけど何があった?)も持っており、さらに同じ Filcoで選ぶのもなぁと言うことでコレ(ARCHISS Maestro2S)と Mistel BAROCCO (どっちもアーキサイト)で迷って、こちらを選択しました。

テンキー付きのキーボードは、昔のPC-8001〜 Gateway2000(輸入モデル)の巨大キーボードあたりまで使ってコンパクトに転じ、その後光るキーボードにひかれて(今ほどゲーミングキーボードが存在しなかった時代)復帰したけど、やっぱりテンキーを使わない事を再認識して、不要派になりました。(8001時代はバイナリコードを入力するのに必須だったのだけど)
ただ FF14をやっていた頃にテンキーがあったら楽だったかもと思う事もあり、今後もネットゲームをする事もあるかも知れないし…コンパクトに配置されてるなら試してもいいかな的に、久々に選択しました。

実際に使ってみると前述の通り、多要素認証時に使えているので、これはこれでアリかなと思えます。

複数の設定があるけど、これは自分がいまだ KVMで 画面 + キーボード + マウスを切り替えて使っているせい。こーゆーことをしていなければ、頭を悩ませずに済むのだけれど。

本体(キーボード)設定とか

  • DIPスイッチは 2のみオン。
    以下はマニュアルからの引用。

    CtrlとCapsLockを入れ替えていないのは、ChromeBookで使う時用。
    ※ ChromeBookは本体と外部キーボードのキー配置変更を一部個別に設定できないため。
  • キーロック(Fn + 左Winキー)は左Winキー(Cmdキー)が無効化される。パープル奇麗。気分転換に。
  • mac風モード(Fn + Enter)は使わない(元々使わない…)けど、グリーン奇麗。気分転換に。

macOS設定 (と行ってもKarabiner-Elements)

  • CapsLockと左Ctrlキーの入替え
  • 右Ctrlを右cmdに
    ※ ここに配置されているのが CtrlであってWinキー(cmdキー)でないため
    なお Fn+右Ctrl(Cmd)は、applicationキー(多分Menu)に割り当てられている。
  • NumLockを Fnに
    ※ このキーボードの Fnはキーボード側で制御されていて、キーコードが macOS側に渡らない。逆に macOS側で使える Fnが存在しないことになる。元々 macOSでは NumLockが使えず、ここの位置には Clearが割り当てられている。どうせ使わないので macOSで Fnとして使えるキーを割り当ててみた。なお macOSでは Fn が地球儀キーとして使われるので、Fn + Q でクイックメモが起動する。マルチメディアファンクションも(一部)使えるがデフォルトの Fnキーで可能なのでありがたみは薄い。ただし VMwareの Windowsでは NumLockが認識されなくなる。必要に感じたら設定ファイルを作るかも知れない。
  • Insertを PrintScreen(F13)に
    macのキーボードを見ると PrintScreenの位置が F13になっている。ここに macOSのキー割り当てでスクリーンショットを Shift+Cmd+4 から F13 にすることで、ワンキーでスクリーンショットに入れるようにした。

    ただしこれだと使い慣れた Shift+Cmd+4 でスクリーンショットに入れない。Karabiner-Elementsの設定を書いて両方使えるようにするのがいいかも知れない。
    ちなみになぜ Deleteキーを割り当てなかったかというと、Deleteキーのキーコードと、Fn + Backspace のキーコードが同じだから。ちょっともったいない感がある。Fn + = も Insertキーのコードが出るので微妙だけど、Insertキーはほぼ使わないので気にしないことにした。(あれっ、だったらショートカット設定でスクリーンショットをInsertキーにしても良かったんじゃ…?) ←
    2023/01/29追記 JSONファイルを作成しました。
    2023/02/28追記 BetterTouchToolを使った設定方法について書きました
    P.S. 後で気付いたけど、このキーボードの macOS風配置では、Deleteキーが画面全体のスクショ、Insertキーが選択スクショになっていたので、あながち間違いでも無かった
  • PgUp⇔Home、PgDn⇔End を入替え
    ※ 使用頻度で、ワンキーで使いたいものを登録した。
    なお Fn + { ←=PgUp | PgDn = → | ↑= Home | End = ↓ } になってた。
    ここは、Insertキーと同様に F14, F15 に割り当てるのもアリかも知れない。ただしその場合は、Fn + ↑ / ↓ がそれぞれ F14, F15になってしまう。このあたり DIPスイッチで変えられないものだろうか。
  • 参考 mac用 Magic Keyboard (US)

iPadOS設定

便利そうな機能は、他の環境と動作が異なってしまうことが多いので基本的に使わない。CapsLockでの切り替えは何となく残してる。

なぜかキーボードが2つ見える。片方で設定を変えるともう片方にも反映される。ユニバーサルコントロールの影響かとも思ったけど、その時は基本的にハードウェアキーボードの設定が表示されず、macOS側の設定が有効となるようだ。なお USB Receiverは多分マウスのワイヤレス受信機。
iPadではこれだけしかキー割り当てを変更できないので、NumLock(Clear)を地球儀にできない。残念ッ!(死語!)
でも Cmdキーが地球儀扱い。

ChromeOS

外部キーボードを接続すると、下 2行の設定項目が追加となる。
しかし、Ctrlキーは内部キーボードの Ctrlと共通項目となる。これが、本体キーボード設定の冒頭で書いた、ARCHISS側で Ctrlと CapsLockを入れ替えできない原因である。ChromeBookを捨てれば問題ないのだけど、貧乏性なのでそんな事はできない。
なお、外部メタキーとは Windowsキー(Cmdキー) が相当する。適当に割り当ててもいいのだけど、無効にするか検索にしておくのが無難かなと思う。

日本語 / 英語の切り替えのショートカット(キーバインド)を容易に変更できない悲しさ。
英語時は emacs キーバインドにしてる。日本語はどうしようもない。Linuxの日本語(Mozc)は gsettings でテーマを Emacsにして幸せになれた。

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